ここではスプラマニューバーに対して相性のいいギアを考え、構成例を踏まえて考えていこうと思います。
ここでのギアの構成例や考え方はあくまで個人的な見解ですので、参考までにお願いいたします。
スプラマニューバーの性能
メインは1発30ダメージで確定数は4発になっています。射程はロビーの線でいうと2本程度です。スライドは一度に2回可能で各スライド後に若干の硬直があります。スライド後の射撃は片手打ちになり、非常にバースト力が高いです。両手打ちの際にジャンプをするとそれなりのブレが発生しますがそこまでジャンプ打ちで戦闘することはないと思うので気にしなくていいでしょう。塗り性能に関しては、まっすぐ横に歩きながらだとよく感じますが、視点を振りながらだとかなり微妙な塗り性能に感じます。なので、実際の戦闘では塗り性能にあまり期待はできないかもしれません。
サブに関しては、キューバンボムということであらゆる場所にボムを設置でき、爆風ダメージの範囲や塗り範囲もスプラッシュボム、クイックボムに勝ります。着地狩りに使う場合は、スプラッシュボムに比べ爆発まで時間がかかるので、慣れるまでは少し難しいかもしれません。またインク消費量が多いのでスライドとの相性は微妙に感じます。ボムを投げた後、スライドを使用しての戦闘はすぐにインク切れを起こすので要注意です。
スペシャルはカニタンクです。カニタンクの射撃(ZRボタン)は32ダメージ、爆撃(Rボタン)は直撃+爆風で90ダメージ、爆風で30ダメージあります。爆撃を直撃させれればかなり強く、射撃の射程もかなり長いため本来シャープマーカーではできなかった距離での戦闘をすることができます。
現在、カニタンクがかなり多いですが、理由としてはシャープマーカーとの相性がとても良いためだと思います。クイックボムを投げてからの爆撃で倒すことができたり、カニ終わりのクイックボムがかなり有効なためシャープマーカーのスペシャルであるカニが強く感じます。そのため、スプラマニューバー自体のスペシャルのカニタンク自体の評価は並程度です。
立ち回りについて
スプラマニューバー自体の性能がかなり微妙で、所謂「器用貧乏」という感じに見えます。そのためギアによって一つの性能を伸ばし、そのコンセプトにあった立ち回りをすることが必要になるでしょう。
一番いいと思うのは、復活短縮を積んで前線で戦うことでしょう。スライドが可能な武器かつバーストもあるので積極的に前線に出て戦うことをお勧めします。ペナアップを警戒しなければならないのですが、打ち合い中でのスライドのタイミングを気を付ければ十分に活躍が見込めます。
他に考えられるのは、開幕スペシャルからの前線確保し、イカニンジャ等での潜伏からの奇襲や安定的な動きになってくると思います。立ち位置的には、最前線の少し後ろ辺りになってくると思います。この立ち回りをする場合は、味方の負担が大きくなってしますのであまりお勧めはできませんが、味方にシューターが多い場合はかなり有効だと思います。この立ち回り用のギアで前線で戦闘してもいいと思いますが、ですが多くなってしますのでそれなりのリスクは覚悟しておくといいでしょぅ。
必要そうなギア
必要そうなギア | おすすめ度(5段階) | ギア選考に対する考え方 |
---|---|---|
☆☆☆☆ | 今作では縦長のマップが多く、前線への復帰に時間がかかるがジャンプするとリスクが出てくることもあるので、そのリスクケア | |
☆☆☆ | 現在のメタでもあり、長射程からの攻撃を少しでもいなす為に必要となるだろう | |
☆☆☆☆ | イカニンジャでのイカ速度低下を抑えるために必須となる また、純粋にあると強い | |
☆☆☆☆ | 前線で戦うことが多くなるので、撃ち負けた際に早く前線維持のために復帰し戦闘再開するには必須 | |
☆☆☆ | ステルスジャンプのジャンプ速度低下の打ち消し 0.1~0.2あれば十分 | |
☆☆☆ | 復活短縮と相性が良く、もともとインク効率が悪いので積みたい 打開の際に、スペシャルがたまりやすくなるのであるとよい | |
☆☆ | スライドにもインクを使うのでインク消費量を抑えるため | |
☆☆ | カニタンクを回したい方向け | |
☆☆☆ | カニタンク同士の削り合いでもかなり有効 スライドが可能なので着地狩りも回避可能性があるため採用可能 |
ギア構成例
例1
部位 | メインギア | サブギア |
---|---|---|
頭 | or | |
服 | ||
靴 | or |
カムバックは選択制にしました。スライドにインクを消費するので、この武器に慣れていないかエイムがまだいい感じでない人は、打ち合いが長くなる可能性があります。そのため、カムバックでインク効率やスペシャル増加量をよくするのもありだと思います。 対物とステジャンも選択制ですが、どちらでもいいと思います。個人的には対物で十分なような気がしますが、好みで選択していくといいでしょう。
例2
部位 | メインギア | サブギア |
---|---|---|
頭 | ||
服 | ||
靴 |
安定的な立ち回りを目指したい方向けのギア構成を考えてみました。メイン効率により長期の撃ち合いになってもスライドしながら戦闘も継続できるようにしました。また、カニタンクやナイスダマ対策として対物も採用しています。スぺ増は開幕のカニタンク同士の撃ち合いに間に合うように積んでいますが、それ以外の場面でも役に立つでしょう。イカニンジャで拾えそうなキルの所に詰めることも可能なので悪くはないと思います。
例3
部位 | メインギア | サブギア |
---|---|---|
頭 | or | |
服 | ||
靴 | or |
前線での戦闘を意識しつつも、カニタンクの強さを生かしたい方向けのギア構成です。打開や相手の打開阻止にスペシャルはかなり重要なので、スぺ減は積んでおいて損はないかもしれません。器用貧乏な武器ではあるもののキル性能やスペシャルを生かしたい方にはいいかもしれません。
最後に
以上に記載した構成例はあくまで「例」でしかありません。しかし、紹介した構成は実際に強いことは確信しておりますが、それが万人にそうであるわけでもありません。
例えば、初心者の方でまだうまくインク管理ができなかったりする方もいます。昔の自分もそうでした。そういった場合は、「インク効率」のギアを組み込んでみたりと、例を見たうえで自分に合ったギアを構築して楽しんでいただけると嬉しいです。